顔を見る_163
2021.10.14
『緩められる大人のメルマガ』
“よく働きよく生きる緩め方”をお伝えしている、森川です。
最近気付いた大事なこと。
それは「相手の顔を見る」です。
そんなん当たり前やん、と思うかもしれません。
そして私自身も管理職向けの研修の中で、部下の表情をちゃんと見ましょう、とかお伝えしています。
でも、改めて本当に大事やな、と感じることがありました。
私は自宅の2階に仕事部屋(自転車部屋ではありません)があり、そこで仕事をしています。
ドアを開けた一番奥に机があり、私はそこで仕事をしている。つまり、ドアに背を向けた状態です。
うちの家人もムスメも私が仕事してようがしてまいがお構いなしに入ってきます。(一応ノックはするがノックしながら入ってくる)
そして勝手にソファに座り勝手に話が始まるのです。
可能な限り身体の向きを変えて話を聴こうとしますが、それができないくらい忙しい時もやっぱりあるんです。
忙しい時に来られと正直「仕事してんのになんでやねん」と思っちゃいます。
そうすると、何が起きるか。
相手は話をしている。
私は仕事をしている。
つまり、私は相手の顔を見ずに話をただ聞いているんです。
今日も同じことが起きました。
でも、少し思うところがあって仕事の手を止めて体の向きを相手に向けて話を聴いたんです。
そうすると相手の表情が見える。
何が起きたか。
相手の表情から相手の感情が読み取れるんです。
そうすると、自然と私が優しくなるんですよね。
コミュニケーションは「情報と感情を共有すること」なんです。
でも、相手の表情を見ない、ということは感情を共有していない。
だから優しくなれないこともある。
本当に当たり前の事なんです。
でも、自分の中でこんな変化があったのは驚きでした。
相手の表情を見る事。それは相手の為でもあるけど、自分のためでもあるんだな、という気付きでした。
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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
■(一社)日本スケジューリング協会 専務理事
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