小さなこつで褒め上手
2019.01.20
こんにちは。
clear kyoto代表の森川です。
部下育成をするときによく、「厳しく育てる」とか「褒めて伸ばす」とか言いますが、どっちかじゃなくて、両方とも大事です。
でも、どちらもマネジメントスキルなので、後天的に、後付けで身に着けることができるものでもありますので、難しく構えてほしくないと思います。
「褒めるのが苦手」という方は意外と少なくありません。
今日はそんな褒める、の小さなコツをお伝えします。
本当に小さいですよ。驚かないでくださいね。
それは、、、
小さく褒める
と、いうこと。
これだけです。
ただ、一個だけ大事なことは「目に見えた行動」を小さく褒める、ということ。
例えば、大きな声であいさつした部下がいたら、
「お、挨拶の声大きくていいね!」
例えば、人知れず給湯室のコーヒーメーカーを拭いている社員がいたら
「コーヒーメーカーきれいにしてくれてるんや。助かるよ。」
例えばお客様と電話している時必ず電話の向こうの相手にお辞儀をしている部下をみたら、
「そのお辞儀、相手に伝わってるよ。」
とか。
めっさ小さなことです。でも、こんな声掛けを日常的にすることで部下の行動の「当たり前のレベル」が上がっていきます。
褒める目的って、別にモチベーションを上げることではありません。
「良い行動を習慣化すること」が褒める目的です。
つまり、それっていいね、と相手に気づかせてあげることで「これっていいんだ」と気づきを促しそれが当たり前の習慣になるのです。
上記の3つの例、目に見えた事実をぽろっと口にしているだけです。
でも、効果は絶大。
「褒めなきゃ」とか意気込む必要はありません。
目に見えたもの。感じたことを口にしてあげるだけで十分なのです。