昨日登壇した、部下との面談力強化研修より。
部下との対話の効果的な進め方や話の聴き方、伝え方についての研修でした。
参加者のほとんどが毎月面談されているとのことなので面談慣れされている方が殆どだったのですが、ロープレ後の感想を聞いていると、
「どう伝えていいか考えすぎてなんか上滑りだった」という方が何人かおられました。
何故上滑りしたか?
それは、「話すことに集中してしまったから」、なんです。つまり、自分に焦点を当ててしまった。
面談ですから勿論「伝える」は大事です。
でも、その前にしなければいけないことは「聴く事」に集中すること。
信頼関係構築のためにも、まず聴く、はとても大事です。(第5の習慣、ですね)
そして何よりも、相手が話したいことをキャッチしてから伝えないと、かみ合わなくなるからです。
相手が言いたいことを聞く前に自分の話をしてしまったら、そりゃあかみ合わなくなる可能性大。
だって「対話」ですから。
伝えないといけないことがあると、そこに気持ちがいってしまう。
そんな時こそ、先に聴く。聴いた後に伝える。
後出しじゃんけんしましょう、ということです。