課長と組織を変える研修講師。clear kyotoの森川です。
上司と部下の間のコミュニケーションで重要な役割を果たすのが、実は「雑談」だったりします。
と、今日はメインテーマから切り込みます。
職場のコミュニケーションはいつも重要なテーマ。
人と協力して仕事をしていく事が求められているわけですから、お互いが考えている事や感じていることを共有して相互理解を深めていく。でないと相乗効果は生まれません。
ただ、一口にコミュニケーションと言われても何すればいいねん、という人も少なくない。
最近では報連相(報告・連絡・相談)に「雑談」を加え、ホウレンザッソウ、なんて言われたりもします。
数年前からチーム内の風通しを良くするために「1ON1」をされている会社も増えました。
でも、その1ON1を効果的にするためにもこの雑談は大事です。
ただ、この雑談、一歩間違えると効果的どころか逆効果になりかねません。
そもそも雑談の目的ってなんでしょう?
シーンにもよりますが、一番は「相手の緊張感を和らげること」ではないでしょうか?
つまりコミュニケーションしやすい空気を作ること、とも言えます。
つまり、リラックスできる雑談環境にしないといけない。
となると、上司が雑談の時にしてはいけない事。
・自分が一方的にしゃべる
・尋問する
・相手を困らせる(人の悪口に同意させる、とか)
でしょうか。
逆に言うと、聞き役に回る。相手がしゃべりやすそうなテーマを質問し、それを広げていく事。
とも言えまます。
尋問はとにかく質問をし続ける感じ。一問一答みたい。
そうではなく、相手の話を具体化し掘り下げて広げていく。そんな質問が求められます。
私は仕事柄年が離れた人と話す機会も少なくありません。(一回り以上年下とか)
そういう時は大体「最近どうですか?」とか「昨日何されてたんですか?」とか簡単に答えられる質問を投げ、そこからは聞き役です。
勿論こっちも聞かれたら答えます。
でも聞き役の方が正直楽です。
今リモートワークになっている人も少なくないと思います。
是非1日10分でもいいので、雑談時間をメンバーと作ってください。
リモートになると何かの目的がないとつながらないし話さない。結果コミュニケーション量が減っていきます。
リモートじゃない人も是非メンバーとの雑談時間を設けてください。
お昼ご飯の後とか朝礼の前とか。
雑談がない職場はゆとりがない職場。
そんな環境でよい仕事はできません。
仕事は人間×人間の相乗効果です。
雑談はそのために必要な時間、ということです。
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