池袋を舞台にした作品。主人公のまことは多分19歳?20代ではなさそう。

チーマーだかギャングだか分からないけど、池袋の十代事情に詳しく、警察からも一目置かれている。

最終2つのギャングチームの抗争が大きくなり、町が荒れまくる。その時、仲裁に入ったのもまこと。

おっさんの私から見るとまこともかなりいい加減な男に見える。

いつもふらふらしているし、彼女いても他の女に手を出す。定職にも就いていない。

ただ、そんな彼も街を愛する気持ちは強く、カラーギャング同士の抗争を止める、ということについては使命感を持ち、必死に動いていた。

 

使命感って大事だな、と。

目的、と言ってもいいかもしれない。

どうなりたいのか?どうしたいのか?何を得たいのか?

を考え、そのために何をすべきかを考え、動いていく。

その過程では、些末なことは気にならなくもなる。

ものすごいパワフル。

そして若造を男にする。