clear kyotoの森川です。
一昨日登壇した「会議する」という研修で感じたことです。
以前のメルマガにも書きましたが、会議コストを意識しないで会議を開催している会社さんが多いよな、と思います。
(以前の会議に関するメルマガのリンクはこちら)
会議コストというのは、シンプルに参加する人の人件費、ととらえてもらってよいです。
ただし、間接コストもありますので、時給×1.4位になります。
えらい人の人件費は勿論高い。
人数が増えれば勿論コストも上がる。
時間が延びればまたコストが増える。
と考えると、むやみに参加者を増やしたり時間を延ばしたりできませんよね?
決まらない会議なんてもってのほかなのです。
コスト掛けて成果ゼロ!
つまり、会議のコスパを考えよう、ということなのです。
そもそも会議は「複数人でコミュニケーションをとった方が効率が良く効果性も高い」から複数人が集まって会議するわけです。
と言うことは、逆に言うと、指示を出して済む内容であれば、会議で集まる必要はない、とも言えます。
となると、情報共有のためだけに集まるのって勿体ないですよね?
議事録で済みませんか?
指示を出して報告を受けるだけで済みませんか?
という話です。
会議の時間を短縮する方法は、前回のメルマガと重複する部分もありますが、
1.会議開始前に目的とゴールを共有する。(勿論時間のゴールも、です)
2.参加者を減らす
ことが有効です。
2.に関して、私が以前勤めていた会社でしていたこと。
・他部署の人から、会議に入って、と言われた会議に、意思決定をする、私よりもえらい他部署の人が入っていたら、その会議には極力参加していませんでした。だって、その人が決めてくれるから。その代わり議事録だけもらって情報共有していました。
・定例の会議とかで一回も発言しなかった人については、その会議に対してどう思っているかを確認し、関心がないようでしたら次からは来なくていいよ、と伝えていました。だってその人にとっては、その会議時間に別の仕事した方が生産性が上がるから。
です。
そして、人数が減れば意思決定のスピードは上がり、会議時間も確実に短くなります。
会議の時間を短くすることが目的ではありません。
そもそもなんのために会議しているのか?
その目的を明確にして、そこに必要なリソース(人、時間)を使うべき。
そんなシンプルな話です。
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clear kyotoの森川です。
先週のメルマガの共有です。
テーマは生産性。
先日登壇していた業務改善研修からです。
ご周知のとおり日本の生産性はとても低いと言われています。
そしてさらに労働力人口の減少により、日本の国力自体が下がっていく。
これを止めるには、労働力人口を増やしか、生産性を高めるしかない。
のですが、人口は簡単には増えないですよね。。。
なので、生産性向上に目を向けないといけない。これは間違いありません。
その時に気を付けて欲しいのが、
「同じ労働量でアウトプットを2倍にしよう!」
ではなく、
「労働量を2分の1に減らして、同じアウトプットをだそう!」
と考えて欲しいのです。
だって、時間が短くなったらその分プライベートに時間使えて、趣味の時間や家族の時間が増えるのです。
仕事で頑張ることも大事ですけど、同じくらいプライベートを頑張ることも大切です。
でも、このご時世「残業禁止」とか言われて、早く帰れと言われても、仕事終わってないやんっっ!!
と思っている人がたくさんいます。
この矛盾を解決する方法があります。
それは、「仕事を減らすこと」です。
はっきり言って、これは管理職の大事なお仕事です。
だって、仕事減っていないのに帰れと言われて納得する部下はいませんよね?
だからこの矛盾を解決してあげないといけない。
「各自が工夫しろ!」というのははっきり言って丸投げです。
じゃあ、どうするか?
モリカワがやってきたこと。それはいつも、「この仕事、しないで済まないかな・・・?」ってことばかり考えていました。
そう。やめられないかな?ばかり考えていました。
業務改善の王道は「ムリとムダ」を徹底的に省く事なんです。
つまり、ムダな仕事をしなくていいようにする。
それだけで仕事はかなり減ります。
じゃあ、ムダな仕事って何かと言うと、
「目的がはっきりしていない仕事」です。
何のためにあるの?何のためにやってるの?この後誰も見てないやん?
そんな仕事ありませんか?
例えば、
・決まらない会議
・無駄に長い会議
・情報共有だけの会議
・無駄な書類
・記入欄の多い書類
・妙に多い電話対応
・無駄な移動
・無駄なやり取り
・決めないことによる手待ち時間
・毎回発生するミスによるやり直し
・過剰品質な会議資料
・「ずっとこうだから」という意味の分からない前例踏襲
もうね、言い始めたらきりがありません。
部下の仕事のムダ取りをしてあげられるのは管理職だけなのです。
はっきり言います。
「見せ場です!」
大鉈をふるう必要はありません。
小さなムダな仕事をしなくていいようにしてあげる。
この積み重ねで仕事量は減っていきます。
そして部下にも感謝される。残業も減る。
もう一石二鳥どころの効果ではありません!!
仕事のスピードアップを図ることも必要ですけど、まずこっちを検討する方が効果的です。
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2年前に「一般社団法人日本スケジューリング協会」を設立しました。
「タイムマネジメントの考え方や実践法を日本中に伝えて日本をハッピーにする。」
ワークライフバランスとはワークもライフも欲張ることです。そんな時間の使い方を実践することで人生を豊かにする。
そんな世の中を真剣に創ろうと思っています。
タイムマネジメントに関するセミナーを開催したり、それを一緒に広める仲間(認定講師)の養成を行っています。
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