昨日布袋さんのライブに行ってきました。

BOØWY時代からずっと好きだったのでそりゃあ、大興奮でもあります。そして会場の一体感がすごい。皆布袋さん大好き過ぎ。そして年齢層高め。

布袋さんは今年でソロになられて31年とのことなのですが、MCに時にこんなお話をされていました。

「31年間本当に色々あったけど、でも、毎日1ミリでも自分をアップデートしてきた。

それができるうちは音楽で皆の想いに応えたいし、逆にできなくなったら音楽を辞める時なんだと思う。」といった内容。

それを聞いて、何故ファンがここまで布袋さんに熱狂するのかがなんかわかった気がしました。

私たちは布袋さんが毎日アップデートしてきたストーリーに何かを感じているのだと思う。

それが作品だったりライブで伝わってくる。だからCD買うし、会いにも行く。

そしてこのストーリーがいわゆる「ブランド」なんだと思いました。

言い方を変えると、ブランディングとは「ストーリーの伝え方、見せ方」と言える。

 

私は自営業なので自分のブランド力をどう高めるか?をやはり考えてきました。

でも、実は独立当初、勘違いしていました。

「こんなことができます」とか「なんでもできます」とか「こんな資格持っています」とか「こんな団体のトップやってます」みたいな、「すごい人アピール」がブランディングなのだと思っていました。

でも、これ、伝わらないんです。

だって、「ストーリー」も「想い」もそこには存在しないから。

布袋さんとファンの中で「俺たちの曲」と紹介され歌われる「LONELY★WILD」という曲があるのですが、その中の歌詞で

「戦った数年間を振り返れると信じて

生き抜いてやれ昨日と明日の間」

という歌詞があって、ここがぐっとくるのです。

つまり、今日を生き抜き昨日よりも1ミリでもアップデートすることでこの今日という日の意味が生まれる。その積み重ねがストーリーになりブランドになる。

働くビジネスパーソン全てに当てはまると思います。つまり、「生き様」なんですね。

そしてそのためには自分で日々「選択」すること。

惰性ではなく「こうしよう」と考えて行動することでアップデートにつながるのだと思います。