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課長と組織が変化する研修講師、clear kyotoの森川です。

コロナ禍でリモートわーきが導入された企業が多いのは周知の事実かと思いますが先日、社員の生産性を見える化するツールを導入している企業の例を見る機会がありました。
つまり、何時何分にログインして、この時間はどのファイルを何分間編集していた。この時間はどこのサイトを見ていた、など、PCでの活動ログがそのまま業務分析のデータになる。
勿論これは監視のためではなく社員の働き方を見える化し、それを分析して業務改善につなげよう、という取り組みです。

誤解のないように先にお伝えすると、その企業がそのシステムを導入した目的は社員の監視ではない。
これは間違いないと思います。
だって、そんなことにコスト掛けるの、あほくさいでしょ。

ただ、同時に思ったのは、そこまでしないと業務改善ってできないのかな?ということ。

実際細かいデータが必要になることもあります。
例えば、私が昔いた外食の世界とかでしたら、キッチンの工数分析はやはりマストでした。
1人1人の動きをどれだけ少なくできるか?がお客様に熱々の料理を提供するためには必要でしたし、そのためにはモノのレイアウトなどとても重要です。
その時は徹底的に工数分析をしてカイゼンしていました。(そういう部署がありました。私ではない)

でも、働き方、で考えると、そこまでしなくてもいいよね、と思うし、もっと言えば、そのデータ、後から見返して活用しますか?と聞きたくなります。
勿論正確な現状把握はできますよね。何に何時間使っているのか?

でも、もっと大事なことは、何に何時間使うかを、「どうやって決めたのか?」の方が大事です。

つまり、その局面局面でどのような優先順位付けをしたのか?その基準は?背景は?
そこを整えていかないと時間の使い方の「選択する力」が伸びていかない。
つまり、効果性の高いタイムマネジメントが出来るようにならない、と言うことです。

私が課長時代、自分がそれを見せつける、ということがまず第一段階。
つまり、結果を出しながらさっさと帰る姿を部下に見せつける。
そしてその選択の仕方を部下に注入する。

そのためにやっていたことは、毎週末のスケジューリングレビューです。
勿論1ON1。

1週間の振り返りを部下とするのですが、その時に部下がどのような優先順位付けをしたのかを聴き、それに対して上司として感じたことを伝える。
勿論そもそもスケジューリングの基本はしっかりと教えたうえで、です。

これをすると、しなくてもいい仕事を部下がしていたり、明らかに優先度低いものを先にやっていたり、と言うことが減っていきます。
何よりそれで部下のセルフマネジメント力が向上していきます。

管理は目的ではありません。
大事なことはそれで変化を起こせるか?

そこまで見据えてツールの活用の仕方は考えていきたいですね。

clear kyotoの森川です。

緊急事態宣言が一応解除されましたね。
ただ、この3か月で世の中は一気に変化しました。

慣れないリモートワークも当たり前となり、むしろこのタイミングでリモートワークがデフォルトになる可能性もあるわけです。
今までの職場とリモートワーク。
勿論色々な違いがあるのですが、モリカワ的に劇的に違うな、ともう事。
それは「職場の空気感」がない、と言うことです。

人の気配、ですよね。

例えばオフラインでミーティングをする。
で、ミーティング終了後なんかわらわらしゃべりながら資料片付けたり移動したりしますよね。
でも、オンラインだと、「じゃ、終わり。お疲れ様~。」となって、ZOOMのミーティングから退出。
すると、ぶちっと画面オフになり、人の気配も瞬時に消える。。。

そう。人の気配を感じることができないのがオンラインでありリモートワークでもあります。

でもね。
仲間と協力し合ってシナジーを高めていく。
これは変わらないわけです。
そこを外してしまうと、個人商店みたいになってしまい、シナジーは生まれません。

ということは、オンラインでも協力体制が出来るような仕組みにしないと言えないし、、そういう仕掛けが必要だということです。

おススメなのは雑談タイムを作ること。
おそらくオンラインで朝礼とか終礼とかしているケースが多いと思います。
でも、それって効果ありますか?

今日やることの共有とかして儀礼的に終わっているのでは?
むしろその時間にログインしていないと「遅刻?」とか思われたり。
(ちなみに私は時間管理なくせばいいのにと真剣に思ってます)

そうではなく、例えば9時から10分位フリーの雑談タイムにして昨日会ったこととか見た映画の話とかする。
つまりインフォーマルなコミュニケーションの場を「意図的に」作りましょ、ということです。

机を横に並べて働いているのではないので、必要最低限のオフィシャルなコミュニケーションだけになってしまっていませんか?つまり、用件人間。
それっておもしろくないですよね。

お互いの理解が深まらないとシナジーは生まれません。
それはオンラインでもオフラインでも一緒です。

そういう場を作らないと、チームとしての結果は出なくなる、と言うことです。

前回も書きましたが、リモートワークになったから仕事の質が落ちた、なんてことがあってはいけないのです。

世界が変わったのだから仕事の進め方も変える必要があるのです。

★「人間関係が楽になる」DiSCを使ったオンラインコーチングセッション。人とのかかわり方を科学的に、効果性を高める支援をしています。(個別のセッションです)詳細は以下URL参照ください。

https://peraichi.com/landing_pages/view/everythingdisc

★現代のチームマネジメントのスキルが
すきま時間でスマホで学習できる全58本の動画はこちら。⇒https://www.enfac.co.jp/archives/projects/team-management

★電子書籍『ワークもライフも欲張ればいい。』購入はこちらから。⇒https://clearkyoto.com/news/326/

★森川ってだれだっけ?プロフィールはこちら ⇒ https://clearkyoto.com/company

★森川の「志」
clearkyoto合同会社では「課長と組織を変える研修」を企画提案しています。
組織のコアである課長のコミュニケーション力が変われば組織風土が変わり業績が変わるのです。
ここに徹底的にこだわり、働く人皆が「納得感」を持って働ける世の中を創っていきます。
clearkyotoのHPはこちら ⇒ https://clearkyoto.com

★森川のもう一つの「志」
2017年9月に「一般社団法人日本スケジューリング協会」を設立しました。
「タイムマネジメントの考え方や実践法を日本中に伝えて日本をハッピーにする。」
ワークライフバランスとはワークもライフも欲張ることです。そんな時間の使い方を実践することで人生を豊かにする。
そんな世の中を真剣に創ろうと思っています。
タイムマネジメントに関するセミナーを開催したり、それを一緒に広める仲間(認定講師)の養成を行っています。
日本スケジューリング協会のHPはこちら ⇒ https://sche-jp.com

★研修やコーチングで一人一人の変化から組織を変化する。そんな支援をしています。
お問い合わせはこちらから ⇒ https://clearkyoto.com/contact/

★メルマガのバックナンバーはこちら⇒https://clearkyoto.com/blog01

clear kyotoの森川です。

緊急事態宣言が全国に出されたことによって本格的に在宅勤務が始まった会社も少なくないのではないでしょうか?
勿論在宅では難しいためこんなご時世の中現場に出くださっている職種の方も多いかと。本当にありがとうございます。

さて、本題です。
在宅勤務になったことで起こる問題。それは「上司と部下のコミュニケーション量が減少する」です。
勿論色々な工夫をされている会社もあります。
ただ、同じ空間にいないことで部下が何をしているのかを俯瞰して把握することができなくなったり、顔を合わせていない分疎遠な感じになり、仕事の進捗を個々に任せてしまう。
その流れでもう丸々お任せ、みたいなことにもなってしまう。
もっと言えば、上司も部下もお互い相手に気を遣い中々連絡とらない、とか。

同じ空間にいたからこそできた気軽なコミュニケーションが出来なくなってしまった。これは紛れもない事実です。
でも、コミュニケーションが減ると様々な弊害が起こります。
仕事の進捗が分からないことは勿論、人との接点が減ることでの不安感の増大もその一つでしょう。
さぼる部下が出てくる、という意見もありますが、そういう人はオフラインでもさぼるので一緒です。

やることは簡単。接点を増やす努力をして仕組み化(ルーティン)にしちゃうことです。
例えば
・朝礼、昼礼、夕礼を毎日全員で定時に行う。
・オンラインランチ
・オンライン飲み会
・報告を定期報告にする。(朝礼とかだと個別じゃないので深まらない)
・気軽な連絡はラインで
・雑談はライングループで。
・チャットワークスとかスラックなどチャットツールで案件ごとにチャット
など。

大事なことは「つながっている」感じをいつも感じることができること。
お互いの気分に任せていた報連相を定期的なものに変えること。
次の約束(報告のタイミング)を必ず決めること。
まだ仕事面で未熟な部下はこまめに報連相の機会を作ってしまう。(2時間ごと、とか)

そもそも上司は部下との接点を「自ら創る」必要があるのです。
でも、オンラインになることでその必要性は一気に上がりました。
部下の仕事のPDCAをしっかり回し、部下が良い仕事をすることへの支援が上司の仕事、と考えると、上司部下のコミュニケーション量はマストアイテムです。

是非いつもよりも「多めに、こまめに」接点を創りましょう。

ちなみに、私だったら、という感じでお伝えすると、多分電話はあまりしないかな、と。
先にラインとかで「今大丈夫」と断りを入れてから電話すると思います。
顔が見えていると声かけるタイミングとかつかめるのですが、オンラインだとそうもいきません。
そのタイミングで相手が何をしているか分からないので、一旦断りをいれるかな、と。

その思想の背景には、私は在宅勤務なら時間は本人が好きなように使えばいいと思っています。
仕事さえきちんと進んでいればOK。
子供と遊んでいようがゲームしていようが別に良いのでは?という、ゆるーい考えなんです。
なので、邪魔しちゃ悪いな、という遠慮でした。

在宅だからパフォーマンスが落ちたとは言わせない。
むしろ、「これいいやん。ずっと、これで行こう!」位にチャレンジしていきたいものです。

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『緩められる大人のメルマガ』
“うまくいくスケジューリング”をお伝えしている、日本スケジューリング協会森川です。

今日のテーマも、『自宅の時間を緩めるには?』3回目です。長編になってしまいました。
今日は特に「既に自宅がいづらくなってしまっている」状態をどうするか?です。
超家が居心地いい、という人は御読み捨てください!

家にいる時間が必然的に増えてきた在宅勤務時代。
勿論そうじゃなくても休日とか家でのんびりしていると家族から何か言われたりして家の中がなーーんかぎすぎすしている。つまらない。いづらい。
そんな状態になってしまっている家庭もあるのではないでしょうか?

はっきり言って即効薬はありません。
でも、改善する方法はあります。

それは、ひたすら「give」することです。
いつ誰から聞いたかもう覚えていませんが、私が大好きな言葉があります。

「人生は、give & giveや。もっと言えば、give & give & givenやわ。」

ものすごくしっくりきました。
give & takeにものすごい違和感があったんですよね。
take前提のgiveってなんなん?取引?そんなのgiveじゃないよ、と思っていたんです。

そうやない。
とにかく与えること。与えて与えて与え続けたら、もしかしたら何かを与えられるかもね。

マザーテレサの言葉で「愛とは名詞ではない。自動詞だ。つまり、「愛する」ことで初めて「愛」が存在する。」と。

なるほどなー、と思いました。
だって、自分に何かしてくれると自然と返礼をする。
そしてしてくれなければこっちもなんもしないかも。まあ、するにせよ、その人への心象はイマイチです。

家族も一緒です。
奥さんに優しくしてほしいとか思う前に自分が優しくする。
掃除洗濯してほしいなら、自分がやるとか一緒にやるとか。
子供と仲良くしたいならまず自分から仲良くする。

つまりは、相手の行動全ては自分の行動の結果でしかない、と言うことです。
ただ、ここでハードルを上げないで欲しいのです。

giveって大きなgiveじゃなくていい。小さいもの。
もっと言えば、当たり前のことを当たり前のようにやりましょう、と言うことです。
すぐできます。
例えば、
・自分から挨拶する。(おはよう。頂きます。ご馳走様。行ってきます。おやすみなさい。)
・何か声を掛けられたら必ず返事をする。
・ありがとうを言葉で伝える。
・間違ったらごめんなさいと言う。
・相手の役に立とうとする。
・優しくする。

当たり前の事ばかり。
勿論すぐには効果はでません。
でも、やり続けることで間違いなく効果は出てきます。
私が家族との時間が延々楽しく過ごせているのはまさにここに尽きると思っています。
そして上記のものは間違いなくgivenがあります。
つまり、コミュニケーション量が増えるのです。

今世の中は貨幣経済ではなく「信頼経済」に変わってきています。
つまり、信頼持ちになることが大切です。
それにはまず信頼の積み立てをしないといけません。
相手の中の「信頼残高」を積み立てていかないと、イザという時の残高の引き出しに耐えられなくなります。

ちょっとずつでいいのです。
毎日10円ずつ貯金箱に入れるイメージ。

やることは簡単。
でも、やるかやらないかで家族との関係性は激変するのです。

 

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2017年9月に「一般社団法人日本スケジューリング協会」を代表の浅野と共に設立しました。
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★このメルマガは以前森川と何らかの形で名刺交換をさせていただいた方に送信しています。ご無沙汰の方もおられると思いますが、是非この機会に再度ご縁を繋げられたらと思っております。

『緩められる大人のメルマガ』
“うまくいくスケジューリング”をお伝えしている、日本スケジューリング協会森川です。

今日のテーマは、前回の続きで『自宅の時間を緩めるには?』です。

在宅勤務が実際始まってみると家での居場所がなくて困っている。
それを防ぐために出来ること、の1つ目は、

『仕事は出来るだけ細かい塊にしておいて、どれもすき間時間に手が付けられるくらいの、簡単なものにしておく』
でしたね。
特に時間をかけて集中したいものもクラスタリング、つまり細かい塊に分けて節目をつけよう、という話でした。
これをすることで、仕事が途切れ途切れになってもすぐに再開できます。
もっと言えば、仕事と仕事の合間に家族やお子さんの相手ができるので、家族の満足度も上がり一石二鳥です。

そして今日は2つ目。
『どんな人で在りたいか?を常にイメージする』ということです。

これは即効性があるものではありません。でも、漢方薬のようにじんわりと継続して効き目が続く、そんなアクションです。

すこし考えてみてください。
皆さんは家の中でも色々な役割を果たしていると思います。
例えば私の場合でしたら「夫」と「父親」という2つの役割がすぐに思い浮かびます。
夫の対象は勿論奥さん。父親の対象は娘、と言うことになります。
要するに家の中には自分含めてこの3人しかしないという事になります。
となると、自分以外の2人とどのような関係を創っていきたいか?が非常に大事です。

残念ながら自分が夫だからと言って奥さんは自分の事をリスペクトはしてくれませんし、大事にもしてくれません。
(会社の部長と課長が役職はあるけど尊敬されているかどうかは別問題、ということと一緒です)
勿論娘も自分が父親だからと言って懐いてくれるわけでもないしリスペクトしてくれるわけでもない。

つまり、どんな関係でいたいかを自分で考え、そういう関係になれるように努力しないといけない。
私の場合ですと、奥さんと娘とずっと笑っていられる関係でいたいと心底思っています。
笑っていられる関係でいるためには、まず、自分が笑っていなければいけません。
自分が笑っていないのに相手が笑うはずないですよね。
何でも相談してくる関係でいたいとも思っています。
であれば、何か話しかけられた時とか、「聴くよ」という姿勢を見せ続けないと、相談に来るわけがありません。

そして、これがなかなか難しいのです。私も。だって人間です。
イラっとすることもあるわけですよ。
ここで大事なことは「違う対応をしてしまったら速やかにしまった、と自省する」ことです。

度々私の例になりますが、いつも娘や奥さんと笑っている夫であり父でいたい、と思っているわけです。
でも、自宅で仕事をしている時に、あーだこーだと言われると正直、イラっと来るわけです。
思いっきり仕事をしているのに「わんこの散歩行ってきて」とか言われると、
「俺仕事してるのに・・・。ナンデヤネン」とか思ってしまうのです。

そんな時に軸になるのが、上述の「どんな関係を構築したいか?」なのです。
つまり、自分自身の在り方が大事です。どうありたいのか。

イラっとすることはあります。反応してしまう時も勿論あります。
その時に、「あ、ちがうわ。」と気づけたらOKです。

自分がどうありたいのか?これは自分の軸であり、羅針盤のようなものです。
つまり、ずれたらずれたと気付くことができればOKだと思っています。
その自省を繰り返すことで、少しずつ自分が目指している在り方に近づけると思います。

そしてこれらを実現する超大事なポイント。
それは「言語化して紙に書いておくこと」です。
頭にあるだけでは絶対にダメ。
紙に書いておき、手帳とかに挟んでおいてたまに見てみる。
これなくして軸とか羅針盤には「絶対に」なりません!!!

と、強調しておきますね。

さて、本当は2回で終わろうと思ったのですが、続きを思いつきました。

「じゃあ、既に家の中がいづらいんだけどどうしよう?」をどうするか、です。

これは次回の3回目にお伝えします。

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2017年9月に「一般社団法人日本スケジューリング協会」を代表の浅野と共に設立しました。
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そんな世の中を真剣に創ろうと思っています。
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