clear kyotoの森川です。
昨日登壇していました「褒めると叱る」の研修で感じたことを共有します。
褒めると叱るでは、どちらかと言うと褒める方が得意、と言う方が多い。
逆に言うと「叱る」ことが苦手だな、と思っている管理職が多いな、と感じます。
その原因の多くは「人間関係が崩れるかもしれないから」。というもの。
嫌われたらその後やりずらくなる。
そんな心理的な壁を感じます。
ただ、実際適切に叱った場合に相手に嫌われるかと言うと、そうではありません。
それは皆さんもこれまでの人生を振り返った時に「言ってくれる人がいてよかった」という経験があるはずです。
と言うことは何が問題か?
言い方、の問題です。
人間関係を崩すことない叱り方が出来れば問題ないけど、そのやり方が見えないから難しく感じている。
そう感じました。
じゃあ、どう叱ればいいのか?
私が大昔伝授されたコツをお伝えします。
『小さい事実を伝えること』
相手のまずい言動を事実ベースで伝える。小さく。
例えば、
・ここ誤字あるよ。
・2分遅刻やで。
・シャツ、しわいってない?
・今のプレゼン、ここの部分の一文長いよ。
・この納期守れてない。
みたいな。
ポイントはとにかく感情を入れない事。
無機質に伝える、と言うことではなく、事実だけを伝える、と言うことです。
ここに自分の感情(いらだち)を入れてしまうと、叱るではなく、「怒る」になってしまいます。
それだと、伝わりません。
小さな事実だけを伝える。
それだと「気づかせてくれた」という風に相手がとらえやすいのです。
そして何より、言う側の負担がかなり減ります。
言わなきゃ言わなきゃ、と力むのではなく、ぽろっと伝えてあげる。そんなイメージです。
あくまで事実だけ。
ここに評価を入れるとややこしくなります。
例えば、
「納期遅れてるよ。ちゃんとやれよ。」
「誤字あるで。確認しろよ。」
みたいに、ちゃんとやれ、みたいな評価を入れるときちんと伝わらなくなります。
で、空気が悪くなる。
私は部下に媚びる必要なんて1ミリもないと思ってますし、いいこいいこして育てようなんて気持ちもありません。
でも、人間関係は作りたいと思っています。
そして何よりも彼らが育ちよりよい仕事が出来るようになって、自己重要感を持ってほしいと思っています。
そのためには上司としてすべきことはきちんとする。適切に。
これは昔働いていたギャップの上司の受け売りです。
でも、その後の私の仕事の中でも多分に活かされました。
是非!
★現代のチームマネジメントのスキルが
すきま時間でスマホで学習できる全58本の動画はこちら。⇒https://www.enfac.co.jp/archives/projects/team-management
★電子書籍『ワークもライフも欲張ればいい。』購入はこちらから。⇒https://clearkyoto.com/news/326/
★森川ってだれだっけ?プロフィールはこちら ⇒ https://clearkyoto.com/company
★森川の「志」
clearkyoto合同会社では「課長と組織を変える研修」を企画提案しています。
組織のコアである課長のコミュニケーション力が変われば組織風土が変わり業績が変わるのです。
ここに徹底的にこだわり、働く人皆が「納得感」を持って働ける世の中を創っていきます。
clearkyotoのHPはこちら ⇒ https://clearkyoto.com
★森川のもう一つの「志」
2017年9月に「一般社団法人日本スケジューリング協会」を設立しました。
「タイムマネジメントの考え方や実践法を日本中に伝えて日本をハッピーにする。」
ワークライフバランスとはワークもライフも欲張ることです。そんな時間の使い方を実践することで人生を豊かにする。
そんな世の中を真剣に創ろうと思っています。
タイムマネジメントに関するセミナーを開催したり、それを一緒に広める仲間(認定講師)の養成を行っています。
日本スケジューリング協会のHPはこちら ⇒ https://sche-jp.com
★研修やコーチングで一人一人の変化から組織を変化する。そんな支援をしています。
お問い合わせはこちらから ⇒ https://clearkyoto.com/contact/
★メルマガのバックナンバーはこちら⇒https://clearkyoto.com/blog01