近々研修で扱うので学び直し。オーソドックスな本を選択しました。
怒りの感情は自然に起こるものだから仕方がないけど、でも、怒って後悔するならうまいことしようよ、という趣旨です。
私も研修登壇するなかで管理職の方から「怒ることも必要でしょ。舐められるし」という言葉はいまだに耳にします。
勿論怒ることは必要です。部下が間違った言動をしていたら、それに気付かせないといけない。そして考えさせないといけない。から怒る事は必要です。
ただし、「適切に」怒る。つまり、相手の成長につながる伝え方をしないと意味がない。
いらだった気持ちをぶつけることが目的ではなく、部下の言動を正すことが目的。
そして正しい言動が習慣化することが一番の目的です。
という前提を持っているのであれば、怒るべき。
また、「なめられる」から怒るのは大きな間違いです。
もし怒りまくって部下が何も言わなくなったら「なめられていない」と思うかもしれません。
でも、それは単に尊敬されなくなっているだけでしかない。
威厳を保つために怒る、という方もおられました。
威厳はそもそも「尊敬」です。
怒りまくる人が尊敬される訳、ないですよね。
何が言いたいかというと、怒りという感情は正しく扱わないとマイナスにしかならない。
でも、勿論正しく扱えばプラスになる。
だから、アンガーマネジメント。
そのためのテクニックや考え方がどっさりのっています。
これらの中で取り入れやすいものから実践すると良いでしょう。
若者にも管理職にもお勧めです。
『緩められる大人のメルマガ』
“よく働きよく生きる緩め方”をお伝えしている、森川です。
モリカワの、やっちまった話・・・。
先日ムスメを習い事に車で送っていたんです。
運転席は私。後ろにムスメと奥さん。
後ろの二人は習い事の話や学校の宿題の話をしているのですが、何を聞いてもムスメは「わからへん」と回答。
奥さんも苛ついている。
自分の宿題のことやのに、わからへん、ってなんやねん。
とモリカワも思いながら。でも、ここでなんか言うと2対1の構図になるからやめておこうと一時停止。
ここまでは良かったんですよね。
でも、その後モリカワがムスメに何かを訊いた時の回答も「わからへん」と言われ、イラっとして、つい、
「わからへんってなんやねん。てか、なんでそんな偉そうなん?おかしいやろ!?」
と強めに言ってしまいました。
色々鬱積したものがある上にモリカワにきつめに言われた娘は、ずーん、と落ちるわけです。。。
はい。
私の言い方がまずかった。
そんな話。
イラっとしたら一時停止ですよ、と研修で再三伝えているモリカワも、このざまです。
改めて人間は理性よりも感情で生きているんだな、と思いました。
ちなみに、仕事の中でもいらんこと言ってしまったこと。勿論あります。
そんな時モリカワはどうするのか?
はい。
謝ります。
相手がムスメでも部下でも。
「ごめん。さっきの言い方はまずかった。」と。
残念ながらモリカワはまだまだ未熟なんです。
間違ったこともしてしまいます。
でも、間違ったことを間違ったと素直に言えれば、相手は大体それを受け入れてくれます。
逆の立場でもそうですし。
うちのムスメは私のダメなところを沢山みています。
いらんこと言ってしまったり。
へべれけで帰ってきたり。
翌朝ポンコツで使い物にならなかったり。
大事なテニスの試合で負けて、こっそり泣いていたり。
でも、そんなことがあった時にそれを率直に認め、謝ることで、人間と人間の付き合いにもなるんだろうな、と今は思っています。
ちょっと取り留めない話になりましたが、最近のやってしまった話のカミングアウトでした。
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森川 宗貴(もりかわ むねたか)
clear kyoto合同会社 代表
ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
(一社)日本スケジューリング協会 専務理事
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★森川の「志」
clearkyoto合同会社では「課長と組織を変える研修」を企画提案しています。
組織のコアである課長のコミュニケーション力が変われば組織風土が変わり業績が変わるのです。
ここに徹底的にこだわり、働く人皆が「納得感」を持って働ける世の中を創っていきます。
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★森川のもう一つの「志」
2020年より研修事業と併せて「コーチング」の提供をがっつり開始しました。
当社の理念は、
「働く人の”こう生きたい”を応援する」。
1人1人が公私ともにどんな生き方を実現したいのか?その理想の姿を言語化し、その実現に向けてどう変化し動くのか?
「人生におけるミッションとは作るものではない。発見するものである。」とビクターフランクルは言っています。
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★このメルマガは以前森川と何らかの形で名刺交換をさせていただいた方に送信しています。ご無沙汰の方もおられると思いますが、是非この機会に再度ご縁を繋げられたらと思っております。
おはようございます。clear kyoto代表の森川です。
イラっとしたら6秒待ってみよう、という話。
昨日、本日と近所にあるYちょ銀行に用事があり連日お邪魔していました。
最近どこの銀行にもコンシュルジュ的な方、おられますよね。
その方に用件を言うと適切な窓口に案内してくれるので、いつも助かります。
ただ、そこのYちょ銀行のコンシュルジュは中々です。
私よりもだいぶ年上のお姉さんなのですが、とにかく物言いが高圧的。
詳しく書くと長くなるので触れませんが、とにかく話がかみ合わない。
こちらの問い合わせ内容と違うことで「さっきも言いましたよね?」と詰められる。
ATMにこんな案内されましたよ、と伝えると「そんなはずはない!ちゃんと操作されました?」とまた詰められる。
昨日と本日は別件だったのですが、2日連続でこの方で4,5回こんなやり取りがありました。
まあ、結局はその件詳しい人に聞いて一件落着している。
ただね、私も人間なので腹が立つわけですよ。
『なんであなたにそないに言われなあかんのか?しかも、俺、全然間違ってないし勝手に間違った解釈して勝手にキレんなや、ぼけ~っっ!!』
が、私の心の声です。
でもいつも研修で「イラっとしたら6秒間一時停止ボタン押しましょうね」と言っている以上、ここで押さないわけにはいかんわけです。そしてぽちっと。
『あーー。なんでこんな言い方するんだろ、この人。でも、多分法人の手続きとか慣れてないんだろうな。そもそもこの辺高齢のお客様多いし法人の需要かなり少ないはず。不慣れ分野の内容だからてんぱってはるのかも。もっといえばこの人民営化の時郵便希望だったのにYちょ銀行になってしもたのかもしれないしな。ま、しゃーないか。(ここまで2.8秒)』
と想像して反応的に反応することを回避できました。
私の昔からの悪い癖で「言ってやろう」とか思う時もあるし、論破しないと気が済まない。そんな気質がかつてはありました。
でも、それって結局自分のいら立ちをぶつけているだけなのでお互いプラスにはなりません。
少なくとも私のプラスにはならない。
現実昨日も今日もこのやり取りの後、すぐ詳しい人が穏やかに引き取ってくれました。
別に私は我慢しているのではありません。
どう反応するかを「選択」しているのです。
これが所謂主体性、というやつですよね?コヴィー博士??
※ちなみに私も一時停止できない時もあります。その時は後から謝っています。てへ。